あるテレビ番組で、勝俣州和氏が言っていた言葉にぐっと来た。
芸人はプロの技で笑いをとる。素人が安易にできることではないということ。
先日、テレビを見ていたら、勝又州和氏の言葉にぐっと来ました。
東大生をひな壇にいっぱい集めて討論する番組でした。MCは坂上忍さん。
番組の名前は覚えていません。
その席で勝又州和氏が放った言葉
「いじりと称していじめをするやつは、笑いのセンスが無い!」
なるほど!と思いました。
いじっている方といじられている方の両方に笑いのセンスがなければそこには笑いは産まれない。
テレビでやっている「いじり芸」、「いじられ芸」は、すべてプロの技なんだと。
高度な技量を要するものであるということ。
確かにそうですよね。
そもそも、観客がいない場合、いじり芸、いじられ芸は存在しないわけで、観客がいないなかで、相手をいじっている時点でそれはいじめだと思います。
また、いじられている側がそれで笑いを取っているんだと思わない時点でそれはいじめられているということになりますよね。
悪意を持っていじめようと思っていなくても、やられた側に笑いを取ろうという意識がなければ、それはいじめになりますよね。
この辺を考えさせられました。
もちろん悪意をもって、いじめていればそれは論外です。断固として戦わないといけません。
親として、我が子がいじめっ子にならないよう、いじめられっ子にされないよう、楽しく社会を生きていけるようにちゃんと教えていかないといけないと思いました。
具体的に子どもに指導したほうがいいと思うこと。
具体的に子どもにどう教えていけばいいのか?全然まとまっていませんが、まあ、今の時点で思いつくことをつらつら書いていきますね。
・相手をおもいやること
自分がされて嫌なことは相手にしちゃいけない。なるべく敵を作らない。
・いやなことははっきり嫌ということ
嫌なことをされてへらへら笑っていちゃいけない。
・自分の身を守るために、大人に助けを求めること
いやと言ってもやめてくれないときは、ちゃんと周囲に助けを求めないといけない。
・状況観察をする癖をつけること
笑いのセンスは観察から磨かれると思います。これは、相手を思いやることにもつながりますね。自分の行動が相手にどのような影響をあたえるか。嫌がっているのか喜んでいるのか。
あんまり思いつきませんが、とにかく、いじめに関わるのは嫌です。加害者としても被害者としても。当事者としても第三者としても。
そのためにできることを親としてはなんとしてもやっていきたい。そう改めて考えさせられたテレビ番組でした。
テレビも役に立ちますね。